介護系の国家資格で最も有名なのは

介護職の国家資格で代表的なのは、介護福祉士の資格です。ケアマネージャーの資格は介護福祉士よりも上であると一般的に考えられてはいますが、実はこれは国家試験ではありません。ケアマネージャーは都道府県の認定資格であって、厳密に言えば国家資格ではありません。この点は非常に紛らわしく、一般の人の多くが誤解をしているようです。ただ、どちらにしても資格の価値が変わるわけではない上、都道府県の認定資格だから受かりやすいということもないようです。ケアマネージャーの試験が難しいことには変わりがないのです。毎年合格率は20%前後であって、最難関試験の一つであることに間違いはありません。

介護福祉士の資格は、現場で三年ほどの経験を積めば挑戦することができるもので、これを取得してようやく一人前の介護士になったと評価されるものです。筆記試験と実技試験に分かれていて、今まで培ってきたものがすべて試されることとなります。筆記試験においては、コミュニケーションの分野のことまで出題されるので、他の国家試験と比べて少し特殊です。合格率は毎年50%前後と高くなってはいますが、誰もが三年以上現場で経験をしてきた人たちなわけであって、それを考えると相当に難しい試験だといえます。看護師国家試験は三年勉強をして、合格率が9割前後なことを考えれば、いかに介護福祉士の試験が厳しいか分かります。ハイレベルな試験ゆえに、これに合格をしておけば業界内で高い評価を受けることができるのです。

今回書いた記事はあくまでも私の考えであり、違うという人もいるかもしれません。なので自分で調べてみて判断していただけると幸いです。紹介した資格以外で介護に関係する仕事で取得しておくと良い国家試験は他にもあるので介護に関わる国家試験について詳しく知っておくと良いでしょう。